株のテクニカル分析の原点となるダウ理論について:6つの法則を解説

ダウ理論の6つの法則

こんにちは。
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今回はご紹介するのはダウ理論です。
ダウ理論はテクニカル分析の原点とも呼ばれており、100年以上前に提唱された現代でも通用する理論です。理論を知っておくだけで、株価の下落などに慌てずに対処できそうです。😊

ダウン理論とは?

ダウ理論は、ウォール・ストリートジャーナルを創刊したチャールズ・ダウが残した論説が後に体系化されたものです。

100年前に提唱されたダウ理論は、テクニカル分析の原点とも言われて、今でも多くの人にその理論が受け継がれています。
ダウ理論には6つの法則があり、現在の株取引でもダウ理論と同じような株価の動きがあることも多いので、株価の予測にも役立ちます。

ダウ理論の6つの法則

ダウ理論は6つの法則で構成されています。
それぞれご紹介します。

  1. 平均株価は材料の結果
  2. トレンドは3種類 & 3段階
  3. トレンド判断は複数の市場 & 出来高から確認する
  4. トレンドは明確な終わりのシグナルまで継続する

平均株価は材料の結果:平均株価で業種ごとのトレンドを把握できる

ダウ理論では平均株価は全ての材料の集合結果を意味するそうです。つまり、株価はいろいろな材料の影響を受けて変動していきます。

ダウ理論の平均株価とは個別の銘柄の株価のことを言うのではなく、

  • 工業会社の株をまとめた工業株平均
  • 鉄道鉄道の株をまとめた鉄道株平均
  • 銀行会社の株をまとめた銀行株平均

など、その業種ごと複数の株をまとめた平均株価を言います。

また、⚪︎⚪︎業指数などで、ダウ理論の平均株価をチェックすることもできます。そして重要なことはダウ理論の平均株価で業種ごとのトレンドを把握できるので、1日ごとの株価の動きに焦って狼狽売りをせずに済みます。

トレンドは3種類:主要トレンド(長期的な主要トレンド)、サブトレンド(主要トレンドから逆行する調整)、小トレンド(サブトレンドの中の小さなトレンド)

ダウ理論ではトレンドには3種類あると提唱されています。

  1. 主要トレンド(業種ごとの1年から複数年単位の主要なトレンド)
  2. サブトレンド(主張トレンドから逆行して、調整役となるトレンド)
  3. 小トレンド(サブトレンドの中の小さな上昇トレンドや小さな下降トレンド)

ダウ理論では主要トレンドを1年から複数年単位で捉えて、その中に調整となるサブトレンドやサブトレンドの中の小さなトレンドがあります。

トレンドは株価が一直線に上昇したり、下降したりするわけではなく、ジグザクしながらトレンドの方向へ進んでいきます。その加熱するトレンドの調整役となるのがサブトレンドで、その中にも小さなトレンドが存在するとダウ理論では紹介されています。

そのように考えると、買った株価が予測と反した動きをした場合でも、主要トレンドやサブトレンドを把握しておくことで慌てずに狼狽売りをしなくても済みそうです。

トレンドは3段階

ダウ理論では上昇トレンドも下降トレンドも3段階あると提唱されています。

  1. 1段階の上げ(早耳筋の買い)
  2. 2段階の上げ(トレンドフォロワーの買い)
  3. 3段階の上げ(一般投資家の買い)

このように、株価の材料となる情報をいち早く取得した人が最初に買い、株価が動いたことでトレンドフォロワーがすぐに買い、最後に一般の投資家が株を買うことで、3段階の上げがあると提唱されています。

また、下降トレンドも同じような理由によって3段階の下げがあるとも提唱されています。

トレンドの判断は複数の市場を見て判断するべき

個別の銘柄のチャートを見ているだけでは、トレンドが始まっているか正しく判断できない場合があります。

そこで、ダウ理論ではトレンドを正しく判断するために、個別のチャートを見るだけでなく、連動している株価もチェックして、トレンドを正しく判断するべきと提唱されています。

具体的には、

  • 銀行指数上昇、個別の銀行株銘柄の上昇、日経平均横ばい(銀行株の上昇が考えられる)
  • 銀行指数横ばい、個別の銀行株銘柄の上昇、日経平均上昇(銀行株の上昇が考えられず、上昇の持続性に注意が必要)

このようにチェックすることで、個別の銘柄のチャートだけではトレンドを把握できなくても、複数の銘柄を見ることで大きな視点でトレンドを把握することができます。

トレンドの変化は出来高でも確認するべき

ダウ理論では出来高をトレンドを把握するためのシグナルとして提唱されています。

上昇トレンドでは、上昇時は出来高が増加して、押し目では出来高が減少して、再上昇では出来高が増加し、下降トレンドでは下降時は出来高が増加して反発では出来高が減少して、再下降では出来高が増加すると言われています。

トレンドは明確な終わりのシグナルが出るまで継続する

ダウ理論ではトレンドが始まると継続する性質があると提唱されています。

Higher Low Higher HighやLower High Lower Lowが崩れた時にトレンド転換のシグナルとされています。